一般的にガス給湯器の耐用年数は8年程度とメーカー側では発表していますが、最近のものは10年程度持つとも言われています。しかし、次のようなサインが出た場合は、ガス給湯器の寿命が近づいているものと判断しましょう。
温度が安定しない
急に温度が上がったり下がったり、設定温度よりもぬるく感じたりする場合は、そろそろ買い替え時期というサインです。お湯が完全に出なくなる前に、メーカーや修理店へご相談ください。
お湯の出が良くない
ガス給湯器は長期間使っていると徐々に給湯能力が下がり、お湯になるまで時間がかかったり、お湯の量が極端に少なくなったりします。特に使用期間が10年前後の場合は、新しく取り替えることもご検討ください。
機能の一部が使えない
追い炊きだけができない、お湯はりの機能だけが使えない…などの症状も、寿命が近づいているサインです。使わない機能だからと放っておかず、早めに対処するようにしましょう。
頻繁にエラーコードが出る
エラーコードが繰り返し出るということは、それだけ頻繁に問題が発生しているサインです。しばらくすると直るという場合でも、放置せずに確認や買い替えを検討してください。
変な音が聞こえる
ガス給湯器を使用する際は、ある程度音が出るものです。しかし、笛が鳴るような「ピーッ」という高い音、「キーン」という共鳴音、まるで爆発のような「ボンッ」という音が聞こえた時は、メーカーや修理店に確認を依頼してください。
黒い煙が出る
内部で不完全燃焼が起きていると、黒い煙が出てきます。発見した際にはすぐに使用を中断して修理や買い替えを検討しましょう。白い煙は水蒸気のため問題ありませんが、消えずに残るような場合には要注意です。
ガスの臭いがする
ガスの臭いは不完全燃焼やガス漏れの危険性があります。屋外に設置しているからと放置せず、まずは状態を確認して然るべき対応をとりましょう。
水漏れする
水漏れは配管の接続部分が破損していると考えられます。電気系統まで水が達すると電源が入らなくなる場合があるため、すぐにメーカーや修理店へご相談ください。
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