【つくば】エコキュートの修理が必要なサイン・修理回数の減らし方を解説！

エコキュートの修理が必要な症状について

エコキュートの故障の多くは、「お湯を作る部分」であるヒートポンプシステムで発生します。ヒートポンプシステムの複雑な電子回路の故障によって給湯機能に様々な異常が生じます。最悪の場合は発火につながりますので、注意が必要です。

エコキュート故障の主なサインは、以下のとおりです。

足し湯で水しか出てこない

タンク内のお湯を使い切った可能性があるため、お湯の沸き増しを試してください。それでも改善しない場合は、ヒートポンプシステムの温度調整機能・温度検知機能の異常が考えられますので、修理や買い替えを検討しましょう。

お湯が浴槽から溢れる

設定した水位を超えても浴槽への湯張りが続く場合、水位センサーの異常が考えられます。センサーに異常がなくても、浴槽の循環口がひどく汚れていると水位調整機能が正常に働きません。入浴剤を頻繁に使用すると循環口が汚れやすいです。浴槽をこまめに掃除することで、故障を防止できます。

水位センサーが故障した場合は速やかに専門業者に連絡し、修理または買い替えを検討してください。

シャワー温度が不安定

シャワーの給湯が不安定な場合、蛇口部分の温度調整機能の異常が考えられます。いったんお湯をとめてから少しずつ蛇口を緩め、お湯の量を増やしてください。

それでも改善しない場合は、エコキュート本体の故障が考えられますので、修理または買い替えを検討しましょう。

エコキュートの修理回数を減らす方法

エコキュートの修理回数を減らすポイントは、以下のとおりです。

住まいの環境に合ったエコキュートを選ぶ

エコキュートには、寒冷地（気温がマイナス10度以下の地域）や塩害地（海の近くで潮風があたりやすい地域）向けの機種があります。周辺環境に適したタイプのエコキュートを選ぶと、故障リスクが減少します。

貯湯タンクの容量も重要です。毎日の使用量よりも少し大きい容量のタンクを選ぶことで本体への負荷が軽減し、故障リスクが下がります。

定期的にメンテナンスをする

汚れが溜まりやすい循環口や追い焚き配管を定期的に掃除することで、故障のリスクを軽減できます。循環口などの掃除は1～2週間に1度の頻度で行うとよいでしょう。

入浴剤の使用に気をつける

一部の入浴剤は浴槽を傷めるリスクがあり、給湯機能の故障につながります。特に注意が必要な入浴剤は、以下のとおりです。

• 生薬や固形成分が含まれるもの
• 酸性またはアルカリ性が強いもの
• 硫黄や塩分を含むもの
• にごり湯成分を含むもの

エコキュート本体の周りに物を置かない

エコキュート本体の近くに物を置くと排熱が遮られ、故障リスクが高まります。また、本体の周りに重い物があると強風や地震などで本体にぶつかり、故障するケースがありますので、注意してください。エコキュート本体は独立して設置し、風通しをよくすることが大切です。